矯正コラム

歯並びが悪いことによる滑舌への影響とマウスピース矯正中の滑舌の問題

2017年11月30日 (木)

歯並びが悪いことは審美性が劣るという見た目だけの問題ではなく、様々なトラブルを引き起こします。むし歯になりやすいことやブラッシングしにくいこと以外に、歯並びが悪いとどんなトラブルが起きるのでしょうか。

歯並びが悪いことにより滑舌が悪くなる

歯並びが悪いことにより滑舌が悪くなる

歯並びが悪いと、滑舌にも悪い影響を与えます。そもそも発音というものはその人の声の質というよりも、発声のしかたや舌や唇などの動かし方によって聞き取りやすさが大きく異なります。ですから、滑舌が悪いのはもともとだから仕方ない、ということは全くありません。たとえ大人になって滑舌が悪いままであっても、歯並びをきれいにしたり舌の動かし方の訓練をしたりすることなどにより滑舌を改善することができます。

日常生活の中ではほとんどの人が、無意識のうちに舌や唇を動かして発声していますが、それら舌などの動きが、発音において果たす役割は大きいのです。仮に口の中での舌の動きが制限されて動かしにくくなってしまうと、滑舌の良し悪しに直接影響していきます。ですから歯並びがあまり良くないということは、滑舌に影響を及ぼす要素の一つなのです。

滑舌を悪くする歯並び

例えば、歯の裏に舌をくっつけるようにして発音するものに関しては、もし歯並びが悪いと上手に発音できない、もしくは聞き手にとっても聞き取りにくいという問題が生じます。これらを正確に発音するには歯並びの状態も関係してきます。滑舌に関係のある歯並びには、歯並びがガタガタになっている、出っ歯、顎の位置がずれている状態などが含まれます。歯並びが発音に影響を与える音としては、サ行、タ行、ナ行、ラ行などがあります。

●歯並びがガタガタ

もし、歯並びがガタガタになっているゆえに、噛み合わせも悪くなってしまっている場合、例えばサ行は上下の歯をすり合わせて発音するので発音しにくくなるかもしれません。ほんのわずかでも噛み合わせのずれにより音が変化するので、上下の歯の間にすき間が開いている場合も発音に影響してくるでしょう。

●出っ歯

歯並びが悪いと、唇を閉じることができないという問題も生じます。もし出っ歯で前歯が前に出過ぎた状態になると、唇を閉じられなくなります。マ行の場合、唇を合わせて発音するので出っ歯により唇を閉じられないなら正確に発音することは難しくなるでしょう。

●上下の顎のズレ

顎の位置がずれていることにより、上下の歯がうまく噛み合わないというケースも、発音に影響していきます。上顎と下顎がずれていることにより歯並びが悪くてもやはり唇をうまく閉じることができなくなるので、唇を合わせて発音することが難しいのです。上顎が出ている人は、上の前歯と下の唇を合わせて音を出すこともできるかもしれませんが、音は出せても、きれいな音は出しにくいかもしれません。

このような滑舌の悪さの原因が歯並びの悪さにある場合、歯科矯正を受けることによって滑舌を良くすることができます。マウスピース矯正であれば、まわりの人に見られても目立たない方法で矯正することができます。

マウスピース矯正により滑舌が悪くならないか

マウスピース矯正により滑舌が悪くならないか

滑舌が悪いのを改善したいと思っている人の中には、マウスピースを口の中に入れることによって、余計に滑舌が悪くなってしまうのでは、と心配される人もいるでしょう。最終的に滑舌を良くすることはできても、もし、矯正中の段階で滑舌がさらに悪くなってしまうなら滑舌の悩みはさらに増える、と思うのです。確かにマウスピース矯正と聞くと、滑舌に支障をきたす印象があるかもしれません。しかし結論から言えば、マウスピースを入れている場合とそうでない場合の音の聞こえ方には、さほど違いはないのです。

もちろんマウスピース矯正中は、口の中に今までになかった違和感が常にあります。マウスピースは前歯から奥歯まで全体的に歯を覆うものなので、違和感を全く無くすという方が無理と言えるかもしれません。口の中に大きな違和感があるせいで、以前よりも話しにくくなった、滑舌が悪くなったとも感じるのですが、実はそれはマウスピースを入れている当人の感じ方にしか過ぎないのです。

実際に、ある人にマウスピースを装着した時と何もつけていない時の両方で同じ文章を朗読してもらったところ、発音や滑舌にほとんど違いはありませんでした。また、マウスピースはメーカーによっても多少異なるので、マウスピースの種類を変えて同じように朗読してもらっても聞き取りには何ら変わらず問題はありませんでした。聞き手が聞いてほとんど違いがないと感じるのであれば、マウスピース矯正で長い期間マウスピースを装着していても滑舌が悪いという印象を人に与えることは少ないでしょう。

マウスピースの装着時間は医師とよく相談を

マウスピースが滑舌を悪くする原因にはならないとしても、それでもマウスピース矯正中の違和感はどうしても付き物です。仕事上、しゃべる機会が多い人などはそうした違和感を持ちながら、長時間しゃべらなければいけないのは不快だと感じるかもしれません。マウスピースの装着時間もなるべく短くしたいと思われることでしょう。

しかし、くれぐれも医師への相談なしで勝手にマウスピースの装着時間を短縮しないで下さい。そうした人の場合は睡眠中や、外出時を除いた時間にマウスピースを装着することもでき、歯を動かすことも十分可能です。

マウスピース矯正の場合は睡眠時につけるマウスガードと使用目的が異なります。基本的には日中も含めた比較的長い時間装着することを前提として、個々の口に合わせてシミュレーションし、設計していきます。ですから、もし指示された装着時間を短縮したい場合は、先に担当の医師に相談した上で、どのような時間帯にマウスピースを装着できるかを決めていきましょう。

まとめ

滑舌の悩みは歯並びをきれいにすることによって、解決することが可能です。マウスピース矯正をして歯並びを良くしながら、滑舌を良くしていくことができます。銀座矯正歯科医院では、その人に合ったマウスピース矯正を提案しています。マウスピース矯正で使用されるマウスピースの種類にも様々なものがありますので、ぜひ自分に合った方法でマウスピース矯正を始めてみてはいかがでしょうか。

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