矯正コラム

他の矯正治療に比べ子供への矯正はマウスピース矯正が良いと言われる理由

2017年03月5日 (日)

昨今、目立たない装置を使用して矯正治療をする『マウスピース矯正』の登場により、非常に多くの方が矯正治療に積極的に取り組んでいます。昔は金属のブラケットとワイヤーを使用することで装置が目立つことと、強い違和感が伴うことからコンプレックスになりがちであった矯正治療。

しかしそんな問題を抱えていた『小児矯正』も、『マウスピース矯正』が新たに登場したことにより事情が変わりつつあります。今回は子供のうちから矯正をすることの重要性と、『マウスピース矯正』をおすすめできるメリットについてご紹介します。

小児矯正への印象

小児矯正への印象

十年ほど前までの歯科矯正は、治療費の高さや長期にわたる治療期間などから、治療が必要な場合を除いて大人や子供を問わず避けられることが多い治療でした。大人でも大変な思いをするという矯正治療を、幼いうちから受けさせることは子供にとって精神的にも肉体的にも苦痛だろうと考える保護者は多いものでした。

また頑張って治療をしたのに、体の成長にともなう骨格の変化などにより将来的に矯正した歯並びがまた悪くなってしまうと、再度高額な治療費や治療期間をかけることになります。こういった失敗談が大きく広がり、子供の矯正は歯の生え変わりや体の発育が終わったあとに「成人矯正」を受けさせた方が無難であると考えられるようになったのです。

●なぜ治療が失敗したのか

治療の失敗例の多くは、子供の頃に小児矯正を頑張ったが、治療の完了後、歯が生え変わったり体が成長したりしたら歯並びがまた悪くなってしまったというものです。これは治療が終わったあとのアフターフォローが足りなかったことが大きな原因にあります。

アフターフォローとは、治療の完了後も矯正した歯並びを維持できるよう医師側からアドバイスや処置を行うことです。歯は矯正をしていなくても毎日の生活で自身でも気づかないほど僅かな動きで位置が変わっていっているものです。それをしっかり理解している矯正歯科医は、治療が終わったあとでも油断せずに患者の歯の経過を見ています。

また患者側に対しても、矯正した歯が何らかの悪癖や習慣により元に戻らないよう指導を行ったり、油断せずに継続して通院するよう呼びかけたりしています。小児矯正の場合、成人矯正と異なり患者の歯の生え変わりや体の成長により、歯並びが変化しやすいことが大きな注意点となっています。そのため小児矯正は治療が終わったあとの経過がもっとも重要であると言えます。

●矯正治療へのコンプレックス

矯正歯科のあいだでマウスピース矯正が広まるようになったのはごく最近のことです。そのため現在も矯正治療の主流は金属の装置を使用した矯正となっています。しかし歯に金属の装置をつけることは大人にとっても抵抗感を覚えるものであるように、子供にとっても精神的な苦痛が伴うものです。

口を大きくあけたり笑ったりすることで装置が目立ってしまうことにより、友達の目線が気になってしまったり、矯正をしていることでいじめられたりすることがあるためです。また、装置をつけているために食事が不便になったり、歯みがきが十分にできずに虫歯を作る原因になることもあります。歯並びをきれいにし、虫歯や歯周病を予防しやすくするために矯正をしているはずなのに、矯正による苦痛や不便が多いようでは治療を継続することは困難になるものです。

また小児矯正には子供自身の協力だけでなく、保護者の協力も不可欠。仕事や家事などに追われてしまい、子供だけに自身の矯正の管理を任せきりにしてしまったために矯正が継続できなくなってしまったという事例も少なくありません。こういったハードルの高さも小児矯正へのコンプレックスを生み出した要因であると言えます。

小児矯正の重要性

小児矯正は継続が難しい治療であるものの、まだ本格的に歯が生え変わり始める前に矯正をすることは、とても重要なことであると言えます。その理由は、歯並びが悪くなる多くの原因は顎の骨格の発達不足にあるからです。

永久歯は、子供が母親の胎内にいるうちから作られはじめています。そのため子供が産まれた時には既に将来的に生えてくる永久歯は決められており、その永久歯がきれいに並ぶようにするには永久歯の大きさに見合った骨格の成長が必要です。よって小児矯正の大きな目的は体の発育と歯の生え変わりに合わせて骨格の成長を促すことにあります。それにより、もし将来的に成人矯正を行うことになっても比較的容易な矯正で済んだり、治療期間の短縮化や費用の軽減などにもつながっていくことがあります。

また成人矯正の多くの場合に伴う抜歯の治療が不要になることもあり、歯を1本も失うことなく矯正できることには大きな価値があります。

●マウスピース矯正のメリット

金属のワイヤーやブラケットを使用することでコンプレックスを生み、治療の継続が困難であった小児矯正には『マウスピース矯正』が最適です。歯を移動させるためには装置を長時間装着していることが必須です。

『マウスピース矯正』は装置が透明でつけていることにも非常に気づかれにくいことから、装置をつけたまま学校で生活をしていても抵抗感を覚えることがあまりありません。また食事の時や歯みがきの時は取り外すこともできることから、食事の不便さや虫歯のリスクからも開放されます。また近年では『インビザライン』という矯正治療をシミュレーションし、それをもとに装置を作るマウスピース矯正が広まってきています。

あらゆる歯並びや噛み合わせに対応でき、小児矯正にも対応できることから、多くのマウスピース矯正のなかでも非常におすすめできる治療法です。

●注意すべきこと

『マウスピース矯正』で使用する装置は透明であり、かつ取り外しができるために誤って紛失してしまうトラブルが少なくありません。また素材は薄いプラスチックでできているために高温に弱く、食器洗い乾燥機などで洗って乾燥したりすると変形してしまいます。もし装置のお手入れをする場合は、水かぬるま湯で流しながら歯ブラシを使って磨くようにしましょう。その際は歯みがき粉を使用しないようにしましょう。歯みがき粉に含まれる研磨剤により装置に細かい傷ができてしまい、そこに細かい汚れや雑菌が入り込み、不潔な状態になってしまいますのでご注意ください。

今後も増えていく小児矯正

今後も増えていく小児矯正

現在の子供は10人中7人の割合で矯正が必要になってきていると言われています。その原因は日本の食文化の変化や遺伝的なものなどといったさまざまことがあげられています。

いずれにしても今の多くの子供は矯正なくしてきれいな歯並びを得られることができない現状となっており、小児矯正の必要性がより強調される時代となっています。子供の矯正治療について悩んでいられる保護者の方は、このことを参考に焦らずじっくり信頼できる矯正歯科を探してみてください。

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銀座矯正歯科の患者様へ・マウスピース型矯正装置(インビザライン)の選び方
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マウスピース型矯正装置

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10代の矯正治療

マウスピース型矯正装置(インビザライン)・ティーンは、永久歯が完全に生え揃っていないなどの、10代の歯科矯正治療における課題点を考慮した治療オプションです。

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