矯正コラム

睡眠中にマウスピース着用がおすすめ!その理由と注意点をご紹介

2017年05月29日 (月)

マウスピース矯正という歯列を整えるのためにマウスピースを着用する人が多くなってきました。しかし歯ぎしりをするのでマウスピースを睡眠中に着用している人もいるでしょう。矯正用のマウスピースと一般的なマウスピースとどんな違いがあるのかご存知ですか?

一般的なマウスピースと矯正用のマウスピースの違い

一般的なマウスピースと矯正用とでは目的が全く違っており、使い方にも違いがあります。

●一般的なマウスピース

一般的なマウスピース

一般的なマウスピースの主な目的は歯ぎしりや、噛みしめの防止です。睡眠中にブラキシズム(歯ぎしり)をしてしまうので、マウスピースを着用します。

睡眠中、自分でも意識していない間にギリギリと歯が擦れてきしむ音がする人がマウスピースを着用していると、実際に歯ぎしりを軽減できます。

歯ぎしりをしないことはただ音がしなくなって静かになるだけでなく、歯そのものに与えるダメージを軽減できます。歯ぎしりをする人の噛む力は普段の食事の時の噛む力と比べてかなり強く、習慣的に歯ぎしりをしていると歯は擦り減り、削れていきます。マウスピースを着用すれば、歯と歯が擦れ合うことを防ぎ、擦り減って歯に与えるダメージを軽減することができます。

また、顎の痛みの軽減にもつながります。歯ぎしりと顎の痛み、顎関節症には大きな関係があります。歯ぎしりによって歯そのものだけではなく顎にも大きな負担をかけているのです。しかしマウスピースを着用していれば顎の痛みを軽減でき、顎関節症の予防をすることもできます。

一般的なマウスピースは市販のものもありますし、歯科医院で自分に合ったものを作ってもらうこともあります。マウスピースに大きな負担がかかるので、ある程度の強度をもっています。

●矯正用のマウスピース

こちらは矯正治療のために作られたマウスピースです。本人の口に合った、噛み合わせまでピッタリ正確につくられたマウスピースで、歯を動かすために使います。ここで大きく違うのはその強度で、矯正用のマウスピースは薄く目立たないように作られており、繊細なので強く噛みしめ過ぎると割れてしまいます。

夜間の噛みしめや歯ぎしり防止のためだけのマウスピースと違ってこちらは睡眠時間を含めた比較的長時間の装着が必要となります。

目立たないといってもやはり気になる場面や、食事などにマウスピースを外しても、睡眠時間に着用することで日中の着用時間を減らせます。

20時間が目標であったら、睡眠時間を外してしまうと1日に必要な装着時間を達成できません。また、人によっては装着時間が10時間程度でいいこともあり、その場合睡眠時間の装着だけで目標時間のほとんどを達成したことになります。仕事や外出時には持って行かず、家の中だけの装着で済みます。睡眠中の矯正用マウスピースの着用は目標時間に関わらず必要になることが多いようです。

マウスピース矯正におけるマウスピース着用の利点

次に、ブラケットという矯正器具とワイヤーで歯を固定するワイヤー矯正と違って、マウスピース矯正にはどんなメリットがあるのでしょうか?

●審美性が高い

ブラケット装置も様々な種類のものがあり、小型で目立ちにくいブラケットも増えてきました。しかしブラケットを歯にくっつけてブラケット同士をワイヤーで固定する方法はまだ多く、歯の外側に装着すると、どうしても器具が目立ってしまいます。

その点マウスピースは透明の樹脂で作られるので、ブラケットやワイヤーと比べて着用中もあまり目立たず、見た目を気にしないですむかもしれません。マウスピース矯正中の1日の着用する時間は歯科医師から指示されるでしょう。その着用時間は、睡眠時間を中心として時間配分することで、矯正装置がまわりの人から見られる時間を短くすることができます。

●自分で外すことができる

マウスピース矯正中は、マウスピースを自分で取り外しできますが、ワイヤー矯正では自分で器具を外せません。マウスピース矯正の方が患者の自由度が高いと言えます。

ワイヤー矯正は一度装着すると自分では調整したりできないので、毎日のブラッシングなどがとても不自由になります。ブラケットまわりは汚れが残りやすく、ワイヤーは歯には直接は触れていないとしても歯の上にかぶさっているので、ワイヤーを避けて歯ブラシをあてるのは、小さいヘッドの歯ブラシを使ったりと工夫が必要です。

場合によってはワイヤー矯正中にブラッシング指導を受け、矯正中のブラッシング方法を新たに学ぶ必要があるかもしれません。実際に正しいブラッシングをできておらず歯列矯正中にむし歯や歯周病がひどくなってしまった人もいるようです。

しかしマウスピースの場合は自分で簡単に外すことができます。マウスピースを外したら、あとは普段と同じようにブラッシングしていくだけなので、矯正期間中にブラッシング不良になる危険はあまりないでしょう。

マウスピース矯正の注意点

マウスピースを自分で外すことができるには大きな利点です。しかしこの点が、患者の矯正に対するモチベーションが低くマウスピースをすぐ外してしまうと矯正治療期間が長くなってしまう、というデメリットにもなり得ます。

自分でマウスピースを取り外しができることによって、歯があまり動かず矯正治療がなかなか終わらないという問題を引き起こしかねません。歯列矯正はそもそも数年間にわたって継続する治療です。

歯科医師によってはワイヤー矯正の方が早く矯正できるという人もいますが、それはマウスピース矯正治療の終了時期が患者によって大きく左右されるからかもしれません。

誰でもマウスピースを使い始めの時期はあまり慣れず、口の中全体を覆うマウスピースがずっと入っていることが不快に感じる人もいます。マウスピースに歯が押されることによって多少の痛みが生じることもあります。

しかし不快に感じるからと言って外してしまい、治療期間が長くなってはマウスピース矯正の意味がありません。これはワイヤー矯正にも言えることですが、歯の矯正中は歯を動かすために一定の力を歯にかけ続けなければいけません。マウスピース矯正でも効果をだすためには、ある程度の時間マウスピースを装着し続ける必要があります。

睡眠中のマウスピース着用で起こる悩み

睡眠中のマウスピース着用で起こる悩み

ある人はマウスピースを睡眠中にも着用することによっていろいろな悩みが生じるようです。例えば睡眠中によだれがたれてしまう、また呼吸がしづらいという悩みがあります。

これはどちらの場合も、マウスピースが入っていると唇が閉じにくくなってしまうことに原因があるかもしれません。もしマウスピースの外側が唇にあたってしまうのなら、歯科医師にマウスピースを見てもらい外側をうすく削って唇にあたらないように微調整していくもらうができます。

マウスピースの形を整えていくことで睡眠中によだれがたれなくなるかもしれません。睡眠中に上下の唇にテープを張ってよだれがたれないようにする方法もあります。

また普段から口呼吸になっていないか、鼻呼吸がしっかりできているかもこの際にチェックした方が良いかもしれません。もし口呼吸が癖になっていると、口の中にマウスピースが入っている時はなおさらよだれがたれたり、呼吸がしづらくなります。

まとめ

歯科医師からすすめられた1日あたりのマウスピース着用時間は守るようにしてください。睡眠中にマウスピースを着用することにはいろいろな利点もありますが、注意しなければいけない点もあります。

マウスピースの悩みを、すぐに外すことにより解決しようとするのではなく、マウスピースを着用しながらどのようにその悩みを解決できるのかという方向性で考えましょう。

わからない点があれば自分で解決するのではなく、歯科医師に相談して正しい解決法を聞きましょう。間違った対処法だと、矯正治療自体に影響を及ぼすかもしれません。

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