矯正コラム

スポーツ選手がマウスピース矯正を選ぶメリット

2017年08月22日 (火)

スポーツ選手の中でマウスピース矯正を選ぶ人は少なくないようです。なぜスポーツ選手はマウスピース矯正を選ぶのでしょうか。マウスピース矯正のメリットを、特にアスリートを対象にしてどんなものがあるのか見てみたいと思います。

アスリートがマウスピース矯正をするメリット

アスリートがマウスピース矯正をするメリット

マウスピース矯正は、文字通りマウスピースを使って歯を矯正していくので見た目の美しさを保てる等のメリットはありますが、アスリートにとってのメリットは果たして何なのでしょうか。

●口の中を傷つけない

アスリートは体を激しく動かすので、もし歯に矯正装置が入っているとその装置によって口の中が傷つきやすくなってしまいます。よく使われている矯正装置はワイヤーなど主な素材は金属なので、もし口唇や頬などがこの金属の部分に強く当たると簡単にきれてしまいます。

また矯正装置が原因で口の中の頬だけでなく歯が傷つくこともあり得ます。球技においては球が口元に当たった時に矯正装置によって大きなケガになる場合もあります。ケガを避けるために、スポーツをしながらの矯正治療をあきらめたり敬遠したりした人もいますが、その点マウスピース矯正は口の中を傷つける可能性が低いです。

マウスピースは薄いプラスチックで作製されているので、アスリートでも比較的安全に矯正治療を行うことができます。相手選手との接触プレーがある激しい種類のスポーツでも、矯正装置のことを心配し過ぎずにプレーに集中することが可能です。

●スポーツ外傷からの予防

これはマウスプロテクターを付ける理由と類似していますが、マウスピースはただ口を傷つけないだけでなく、競技中の外傷を予防、または軽減する効果もあります。マウスガード装着者の装着時と未装着時の外傷経験を比べると、未装着時に歯牙破折を経験したことのある人の割合が装着時に経験したことのある人よりも多いという結果でした。

ケガの危険から身を守ることができるというのはこのマウスピース矯正の大きなメリットです。しかしマウスピースを使用することによって、アスリートにとって重要なさらに別のポイントも可能にしています。それは噛み合わせを良くすることです。

噛み合わせが良くなる

アスリートがマウスピースを使用するメリットは、上下の歯の噛み合わせが良くなると身体能力が大きく向上することです。瞬発的な力を出す時、人はたとえ意識せずとも奥歯で歯を噛みしめることで大きな力を発揮しています。

走る、ボールを打つ、蹴る、などの動作の時はほとんどそうです。ですからもし歯並びが良くきちんと噛み合わされていれば、集中力がアップし、動体視力も向上します。さらには基礎体力や体の各部位の筋力も向上することによって、体全体でのパフォーマンスがより向上していきます。

もし歯並びが悪く噛み合わせもずれていると、噛みしめた時に発揮できるはずの力を十分に発揮できませんし、集中力にも欠けてしまいます。それにずれている噛み合わせで無理やり強く噛もうとすると歯に大きな負担がかかり、歯そのものが弱くなってしまってしまいかねません。

アスリートは一般人と比べて歯を噛みしめることが多いので歯に大きな負担がかかりやすいのです。例えば野球選手はボールを打つ時、打つその瞬間にものすごく強い力で歯を噛みしめます。ホームランバッターなど有名な選手も例外ではなく、バッティング時に歯を噛みしめる力が強すぎて、口の中はボロボロになってしまうというのも事実です。

もし歯並びがいくらかでもきれいであれば、いくら噛みしめた時の力は強いと言ってもそれによって歯はひどくボロボロにならずに済んだかもしれません。オリンピックに出場しているアスリートの中でも歯並びがきれいな人が多いですが、すべてのアスリートが歯の矯正をしているとは限らないでしょう。

歯並びが良く、噛み合わせも良い人の身体的パフォーマンスが高いことを裏付けているのかもしれません。歯の矯正のために入れているマウスピースは、矯正している歯と他の歯との噛み合わせに合わせて作製されます。ですからマウスピース装着時の噛み合わせは未装着時に比べて良くなるでしょう。噛み合わせが良くなればより一層、本来持っている身体能力を発揮できるようになります。

マウスガードとの違い

マウスガードとの違い

マウスプロテクターとも言います。格闘技など、よくマウスガードを入れて競技や試合に臨んでいるアスリートもいますが、スポーツ用のマウスガードと歯科矯正用のマウスピースは同じものではありません。

マウスガードの主な目的は口を保護することです。具体的には、外からの力から歯(おもに前歯)を保護する、歯が口唇や頬などを傷つけることがないように保護する、衝撃から顎また顎の関節を保護するなどがあります。顎の関節の保護は、さらには関節を介してダメージを受けかねない脳を保護することにもなります。また首の損傷軽減もできます。日本では一部のスポーツでマウスガードの装着が義務づけられています。ボクシング、空手、アメリカンフットボールなどがそうです。

これらの競技は相手選手との接触プレーが多く、顎や歯、口などのスポーツ外傷の発生率がとても高いのです。マウスガードは矯正用のマウスピースとは異なりますが、歯科医院で自分用のマウスガードを作製することもできます。マウスガードの装着が義務づけられている競技のアスリートで市販のマウスピースを、自分で調整している人もいますが、違和感がある、呼吸しにくいなど不具合が生じやすいです。

プロのアスリートでなくても激しいスポーツ競技をする人であれば、競技中も口を保護するためにマウスガードの作製を考えてみても良いかもしれません。歯科医師のもとで作られるマウスガードは適合性が優れています。

まとめ

マウスピース矯正をして噛み合わせが良くなれば、より高いパフォーマンスを発揮することが可能になります。実際にマウスピース矯正をしたアスリートもすでに多く、その効果や安全性も実証されています。まだ矯正をしたことがない人でも、マウスピース矯正をはじめることにはたくさんのメリットがあります。マウスピース矯正であれば口の中を傷つける心配もなく、また噛み合わせを良くしながら歯の矯正をすることができます。

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