矯正コラム

ホワイトニングが禁煙とダイエットに関係してくるって本当?タバコと歯の関係

2017年10月19日 (木)

ホワイトニングをすると、歯が白く美しくなるほかに、禁煙とダイエットにも効果があると報告されています。なぜホワイトニングが禁煙とダイエットに関係するのか、またタバコが歯にとってどのような影響があるのかを考えてみました。

なぜホワイトニングはダイエットとタバコに関係するのか

なぜホワイトニングはダイエットとタバコに関係するのか
ホワイトニングはホームホワイトニングとオフィスホワイトニングがありますが、特に白さを長くキープすることができるホームホワイトニングを行っている方は、マウストレーを装着する時間帯にポイントがあるようです。ホームホワイトニングを行う時間帯で最も多いものが、夕食後と言われています。

夕食後、歯みがきを終えてからホワイトニングジェルを入れたマウストレーを歯に装着し、そのまま30分から2時間ほど過ごすと、あとは寝るだけ、という時間帯になります。当然、マウストレーを装着している間は飲食ができないため、自然とダイエットが行われていることになるということです。

またホワイトニング直後は、歯の表面を覆っているペクリルという薄い膜が剥がれています。このペクリルはすぐに再生されますが、再生するときに飲食物の色素を取り込むことから、コーヒーや紅茶、カレー、チョコレートなど色が濃いものを摂取すると、せっかくホワイトニングで白くなった歯が着色してしまいます。

白い歯をキープするために、食べるものに対して意識が向くようになることは、結果的にダイエットを助長していることになります。ホワイトニングで歯が白くなり、ダイエット効果も期待できることで、美に対する意識がより向上するのではないでしょうか。

これはタバコでも同じことが言えます。タバコの、健康に与える害は色々と言われていますが、歯や口腔内に対しても、喫煙習慣は悪影響ばかり与えてしまいます。喫煙は百害あって一利なし、とはよく言われますが、次にタバコによる歯や口腔内の影響についてお話します。

喫煙習慣が与える歯の汚れについて

まず「喫煙者の歯はヤニがついて真っ茶色、臭い」といったマイナスイメージを思い浮かべる人は多いと思います。確かに歯の表面はヤニで汚れており、歯の裏側はもっと茶色くなっています。これはタバコの煙によるもので、喫煙習慣が長い人、一日に何本もタバコを吸う人は、それだけヤニがたくさん蓄積されています。

またヤニは粘り気があり、日常の歯みがきだけではなかなか綺麗に落とすことができません。歯科医院で歯石除去やクリーニングを受けることである程度綺麗に落とすことはできますが、残念ながら、タバコの影響は歯だけでとどまりません。

喫煙習慣のある人の歯ぐきは黒ずんでいるのが特徴で、非喫煙者の人の歯ぐきと比べると、明らかに色素沈着しています。せっかくホワイトニングで歯を真っ白にしても、タバコを吸うことでペクリル再生の際に色を取り込むだけでなく、毎日の喫煙習慣により、タバコによる着色で歯が汚れてしまいます。ホワイトニングを行う際、同時に禁煙することで歯の美しさをキープすることができるため、できれば禁煙することが望ましいでしょう。

タバコによる口腔内への悪影響とは

タバコによる口腔内への悪影響とは
歯の汚れ以外に、タバコが口腔内に与える影響とは、いったいどのようなことでしょうか。

●歯周病の進行、悪化

喫煙習慣のある人は、タバコの影響で免疫力が落ちています。そして免疫力が落ちてしまうと、歯周病にかかりやすくなります。また喫煙習慣のある人は、歯周病が悪化する傾向にあるとも言われています。歯周病の原因となる歯周病菌は、歯が抜け落ちるだけでなく、全身の健康に大きく影響します。

●血流が悪くなる

タバコの中には、血管を収縮させる成分が含まれており、血流を悪くさせます。血流が悪くなると歯肉に影響が出ます。と言うのも、タバコの煙が直接歯肉に触れるからです。歯肉の血流が悪くなると、歯ぐきが炎症を起こし、歯肉炎を引き起こします。歯ぐきが炎症を起こすと出血などが見られますが、血流が悪いと痛みなどの感覚が鈍ってきます。

そのため本来ならば痛みや出血といった症状が出る歯肉炎でも、喫煙者の歯肉は痛み、出血ともに少ない傾向があり、歯肉炎が進行してやがて歯周病になってしまう可能性があります。軽度の歯肉炎なら治療もそれほど大がかりではありませんが、重度の歯周病にまで進行してしまうと、後の治療が大変になるだけでなく、歯を失ってしまう可能性も高くなります。

●傷などが治りにくく、治療効果が薄い

歯ぐきや歯肉は、細胞の増殖や再生能力がありますが、喫煙習慣がある場合、タバコに含まれる成分により、細胞の増殖、再生能力ともに低下してしまいます。そのため口の中の傷や口内炎などが治りにくいと言われています。またインプラント治療を希望しても、喫煙の影響により歯肉の状態が悪い場合、抜歯後の傷口の治りが遅い、またインプラント手術を希望しても、成功率が低くなる場合があります。というのも、タバコの影響で歯ぐきの再生能力が落ちているためです。抜歯後の傷口や、インプラント手術の傷口の治癒が悪くなってしまいます。そのため治療の選択肢が限られてしまう可能性があるなど、タバコは色々な歯科治療において悪影響を及ぼしてしまうのです。

矯正治療にも大きな影響が出てしまう

矯正治療中にタバコを吸うことで、様々な害が出てきます。まず、矯正治療は歯に装置を装着し、少しずつ歯を動かして歯並びを整えていきます。歯が動くのは、矯正装置により歯が引っ張られ、新しい骨が作り上げられて歯を押します。そして狭くなった方は、骨が吸収されてなくなり、ゆっくりとしたスピードで歯が動くのです。

ところが喫煙習慣があると、骨の再生が遅くなり、それに比例して歯が動くスピードも遅くなるため、矯正治療に時間がかかってしまいます。また矯正装置にもヤニなどの汚れが付着します。そして当然、歯そのものも茶色くなり、矯正治療の終了時に装置を外したとき、装置があった場所との色の差がハッキリしてしまいます。

せっかくお金を費やして歯並びを整えたにもかかわらず、歯の色がおかしなことになってしまうと気分も沈んでしまうでしょう。このように、歯列矯正においてもタバコは悪影響しか残らないのです。

禁煙することは、美しい歯を手に入れることでもある

綺麗な白い歯を得たいということは、ご自身のお口元を綺麗にしたいということです。ホワイトニングで得た白い歯をキープするなら、やはり禁煙することが望ましいでしょう。そしてお伝えしたように、タバコはお口にも全身の健康にも、本当に害しかありません。

禁煙は難しいかもしれませんが、お金をかけて白くした歯を美しく保ちたいと思ったら、自然と禁煙したいと思うのではないでしょうか。白く美しい歯、そして健康のためにもタバコの害を理解し、禁煙に向けてがんばってみてはいかがでしょうか。

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