矯正コラム

マウスピース矯正ができないケースとその理由

2017年12月3日 (日)

近年、歯を美しく見せるための治療である審美歯科治療が認知され始めてきました。
中でも、歯並びを改善するために行われる『マウスピース矯正』は、従来の金属による矯正に比べてメリットが豊富なことから大変人気です。
しかし、歯や歯肉の状態によっては、このマウスピース矯正ができない人もいます。
ここでは、今マウスピース矯正に興味がある人に向けて、マウスピース矯正ができないケースとその理由を中心に解説していきます。

マウスピース矯正のメリットとは?

まず、マウスピース矯正にはどのようなメリットがあるのか簡単に紹介します。

●目立ちにくい

目立ちにくい

マウスピース矯正は、ほぼ透明の素材で作られています。従来の金属ブラケットとワイヤーを使用したワイヤー矯正に比べて、段違いに目立ちにくいというのが大きなメリットです。
実際に、金属ブラケットの矯正をしているせいで、「人前では思い切り笑えない」、「ストレスを感じる」といった精神的負担を感じている人も少なくありません。その点、マウスピース矯正は、『見た目が悪い』というデメリットが極力少ない矯正治療と言えます。

●取り外し可能

取り外し可能なので、食事や歯磨きも今まで通り普通に行えます。またワイヤー矯正による治療は基本的には取り外しができないことから、ブラケットとワイヤーの間に食べカスや細菌が溜まりやすいというデメリットがありました。このデメリットは、虫歯や歯周病になりやすいといったリスクにもつながります。
つまり、マウスピース矯正は、見た目だけでなく衛生面でもワイヤー矯正よりも優れていると言えるのです。

●歯への負担が少ない

マウスピース矯正はインビザラインやクリアライナー、オペラグラスといった様々な素材で作られ歯科医院によって取り扱うものが違います。ただいずれの素材の場合も、ゆっくりと歯を動かして歯を強制していく治療であることに変わりはありません。
ワイヤーとブラケットによる強い力で矯正するワイヤー矯正に比べて、痛みや違和感が生じにくいという点もマウスピース矯正の大きなメリットです。

これらのメリットから「矯正をするならマウスピース矯正がいい!」と感じた人も多いと思います。
ただ、次の4つのケースに該当する人は、残念ながら歯医者さんからマウスピース矯正が勧められない場合があります。

マウスピース矯正ができないケースとその3つの理由

●咬合力が強すぎるケース

咬合力とは、歯と歯を噛み合わせるときにかかる力のことです。歯ぎしりが癖になっている人や噛みしめについ力が入ってしまいがちな人は、マウスピース矯正が勧められないケースがあります。マウスピース自体が破損したり不具合を起こしたりして、機能しなくなってしまう可能性があるからです。歯ぎしりでかかる負担は、強い人では100㎏近くになるとも言われています。

●歯周病や虫歯の進行が著しいケース

歯周病や虫歯の進行が著しいケース

先ほど、マウスピース矯正は『ワイヤー矯正よりも負担が少なく衛生的』と言いましたが、少なからず歯や歯茎への負担や食べカスや細菌が溜まりやすいといったリスクはあります。ですので、すでに歯周病や虫歯などの口内の病気が進行している人の場合は、症状が悪化する恐れがあるため、治療が勧められないことがほとんどです。
マウスピース矯正に限らず、矯正治療は、先に口内の病気を治療してから開始されることがほとんどです。

●適正な装着時間を守れないケース

マウスピースは、1日に20時間以上装着する必要があります。マウスピースの種類によっては10時間、17時間で良い場合もあります。いずれにしても、定められた時間を守らないと、理想的な矯正効果は得られません。
ですので、面倒くさくてすぐに外したり付け忘れたりしてしまう人や、無意識に外してしまう子どもなどには適さない治療です。歯医者さんから指示された時間を守ることが大切です。

●歯並びがかなり悪いケース

歯の凸凹が酷い、生え方がねじれている、といった歯並びが極度に悪いケースでは、マウスピース矯正は適していないと判断されることがあります。
マウスピース矯正は、取り外し可能である、ゆっくり少しずつ動かす、といった特性を持ちます。ですので、歯並びが悪すぎる場合、『治療期間が長引く』、『膨大な費用がかかる』といった、患者にとって大きな負担となるデメリットが生じる可能性があるのです。

自分に合ったベストな矯正治療を!

矯正治療には、ここで紹介したマウスピース矯正と金属のワイヤー矯正以外にも、金属を使用しないワイヤー矯正、歯の裏側にワイヤーを取り付けるリンガル矯正などもあります。
たとえマウスピース矯正ができなくでも、『マウスピース矯正ができない=絶対に金属のワイヤー矯正』と限定されるわけではないので、歯医者さんに自分の希望や悩みを相談しながらベストな矯正治療を提案してもらう様にしましょう。もっとも大切なことは、ご自身のライフスタイルに合った矯正治療を選ぶことです。正しい選択を行うためにも、矯正治療の正しい知識を収集しておきましょう。

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