矯正コラム

矯正中に妊娠が発覚!妊婦が歯列矯正を行なう際の注意点

2017年12月31日 (日)

歯の矯正治療は開始してから終えるまで、数カ月から数年という期間を要します。そのため女性の場合、治療期間中に妊娠することも起こり得ます。一般に矯正治療は妊娠注も続けられ問題ありませんが、赤ちゃんへの影響を考えて、避けておいた方が良いこともあります。ここでは、妊婦さんさんが歯科矯正を行う際の注意点についてご紹介します。

矯正治療で気をつけたい注意点

矯正治療で気をつけたい注意点

妊婦さんが矯正治療を続ける場合、最も気になるのは赤ちゃんへの健康リスクです。口内の矯正器具が赤ちゃんに害を与えることはなく、妊娠中も治療が可能であり、矯正器具をつけたまま出産することもできます。しかし治療で行うレントゲンや抜歯、投与される薬が赤ちゃんに影響を及ぼす可能性があります。

●レントゲン

矯正治療を始めるにあたり、まず行われるのは精密検査です。その一環としてレントゲン写真を撮るが一般的です。妊婦さんにとって気になるのは、放射線被ばくによる胎児への影響ではないでしょうか。胎児に影響が及ぶのは被ばく線量が100ミリシーベルトを超える場合とされています。歯のレントゲンにおける被ばく線量は平均0,01ミリシーベルトであり、胎児の先天異常などが起こるリスクは考えにくいとされます。放射線が気になる場合は、レントゲン検査を妊娠前に済ませておくのが良いでしょう。

●抜歯

矯正治療では、歯を綺麗に並べるスペースを確保するために抜歯をすることがあります。抜歯は強い痛みを伴うため局部麻酔を行い、抜歯後は鎮痛剤を服用します。抜歯後は傷跡に細菌が繁殖し炎症が起こることもあるため、化膿止めなどの薬を服用することがあります。これらの薬は胎児に悪影響を及ぼす場合があるため、妊娠中の抜歯は控えておいた方が良いでしょう。
矯正治療で抜歯を行う場合は、精密検査後、矯正器具を装着する前に行われます。レントゲンとともに抜歯も妊娠前に済ませておくと安心です。

●鎮痛剤など薬の投与

矯正治療中は炎症や痛みに対して、抗生剤や鎮痛剤などが必要となることがあります。妊娠中はできるだけ薬の服用を避けるべきですが、胎児に影響を及ぼしにくい薬もあるので、必要な時は歯医者や婦人科医に相談した上で、薬を服用するようにしましょう。
妊娠初期や妊娠後期は胎児が薬の影響を受けやすく、胎児の奇形や発達・機能障害が起こりやすい時期です。安易に薬を飲んだり、医師に処方された薬の服用量を自己判断で減らしたりせず、必ず医師の指示に従うようにしましょう。

妊娠中のお口のケアに関する注意点

●妊娠中は虫歯や歯肉炎になりやすい

妊娠中は虫歯や歯肉炎にも注意が必要です。女性は妊娠すると、女性ホルモン「エストロゲン」の分泌量が増えます。口内の常在菌にはエストロゲンを好物とする菌が存在し、妊娠中は菌が増加しやすい環境となります。虫歯や歯肉炎が起こりやすくなり、歯周病へと発展してしまうこともあります。

●つわりで歯磨きができなくなることも

妊婦さんが虫歯や歯肉炎になりやすい理由は、ホルモンバランスの変化によるものだけではありません。つわりで気分が悪いと歯磨きするのもままならなくなり、お口のケアが十分にできなくなることがあります。また妊娠中は間食が増えますが、歯磨きを怠ると虫歯や歯肉炎の原因となります。
矯正中は特に食べかすが矯正器具に残りやすいため、毎食後しっかり歯磨きをしましょう。つわりがひどい場合は調子の良いときを見計らい、できるだけ歯磨きをするようにしましょう。また定期的に歯医者に通い、歯垢や歯石の除去をしてもらうのも虫歯予防に効果的です。

妊婦さんにおすすめ「マウスピース矯正」

妊婦さんにおすすめ「マウスピース矯正」

一般的に多い矯正治療は、矯正器具を歯に装着しワイヤーで固定する方法です。しかし妊娠中は口の中にある矯正器具にストレスを感じ、器具が原因となり余計に気分が悪くなってしまうこともあります。妊娠中のストレスは早産などを招く場合もあるためできるだけ避けるべきであり、時には歯科医の判断により矯正器具を外して治療を中断することもあります。しかし矯正治療を中断してしまうと、再開した時にさらなる治療時間がかかる場合があります。
もしこれから矯正治療を受けることを考え、かつ妊娠を希望しているのであれば、マウスピース矯正を選ぶ手段もあります。マウスピース矯正とは個人の歯に合わせてマウスピースを作り、歯に被せて少しずつ矯正していくものです。マウスピース矯正のメリットは取り外しが簡単なことであり、食事をする際に外せて、また外した状態で歯磨きができるため虫歯になりにくいのが特徴です。
従来の矯正治療法では月に1回ほど通院する必要がありますが、お腹が大きくなると病院に通うのも大変になってきます。マウスピース矯正ならば通院は2ヶ月に1回ほどで済みます。妊娠中つわりで気分が悪い場合など、マウスピース矯正ならば体調に合わせて治療を中断することも簡単であり、妊婦さんにおすすめの矯正治療法です。

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