アソアライナーならすぐに治療が始められます!
2018年01月3日 (水)
歯並びが良くないと噛み合わせも悪くなってしまうため、健康面にも支障をきたしてしまうことが多く見られます。もちろん、見た目も良くなく、特に前歯が出ている場合には口を開いたままになってしまうことがあるでしょう。そんな方にお勧めしたいのが、マウスピース矯正です。特に「アソアライナー」というマススピース矯正は、日本国内の歯科で一番多く使われている方法で、矯正開始から終了までは通常の矯正方法よりも日数が少なく済んでしまうという特徴があります。それでは、その「アソアライナー」とは具体的にどのようなものなのか、みていきましょう。
アソアライナーとは
「アソアライナー」というのは歯列矯正を行うときに使用する透明なマウスピースの1つです。ワイヤーやブラケットを装着する方法は一般的な矯正方法ですが、その場合、口元の装置が目立つことや、歯ブラシが行き届かないために虫歯になりやすいというデメリットを含んでいます。また、粘り気のあるものや固いものが噛みにくい、といったように食事に制限がかかってしまうこともあります。その点、透明なマウスピースを装着する方法は、目立ちにくく取り外しが出来るために、歯ブラシもしやすく、食事も今まで通りに好きなものが食べられる、というようなメリットが存在します。他の矯正方法の場合は、虫歯になってしまえば一旦装置を外して、先に虫歯の治療に当たらなければなりません。もちろん、その期間中は矯正の治療は出来なくなってしまいます。しかし、アソアライナーの場合は、もし虫歯になってしまったとしても、取り外しが可能なため治療中も矯正を続けていくことが出来るのです。また、アソアライナーというのは、マウスピース矯正の中で、最も手軽に始められる歯列矯正でもあります。まず、歯の移動量を正確にコンピューターで測定しながらアソアライナーを制作します。そして、制作したものをかぶせて少しずつ歯を動かし矯正を行っていくのですが、その期間は通常の矯正よりも短く済み、手軽で画期的な方法だといえます。すぐに治療が始められるのということは大きなメリットですね。また、矯正費用も他の矯正方法に比べて安く、経済的な負担も少なく済むでしょう。
アソアライナーに適している方
アソアライナーによる矯正に適しているのは、奥歯の噛み合わせに問題のない、前歯だけ矯正が必要な歯並びといえます。そして、矯正終了後の後戻りを防ぐためや、空間の閉鎖などにも適した方法といえます。抜歯の必要のない、あまり複雑ではない歯並びの方には、うってつけの方法ですね。出っ歯が気になる、前歯に隙間が空いているのが嫌だ、そのような悩みを抱えた患者さんが、手軽に矯正を始めることができて周囲から気づかれないまま矯正を終えることができるということは、なんとも喜ばしいことですね。ちょっとした歯並びの悪さというものは、本人しか気にしていないということが多いかもしれませんが、そのちょっとしたことが重大な症状に繋がってしまうということもあるのです。例えば、前歯が出ているなどの症状は審美的な問題だけではなく、口の中が乾きやすいために雑菌が増殖し、口臭や虫歯、歯周病などを引き起こすにもつながります。それ以外にも、口呼吸の原因になったりと、ますます歯並びを悪くしてしまうといったようなことにもなりかねません。歯並びが悪くなれば、頭痛や肩こり、腰痛などの全身への悪影響を与える原因ともなっていきますよね。それから、矯正後の後戻りを防ぐこともとても大切なことです。せっかく、長い時間を掛けて矯正が終了しても、放っておけば、元の状態に戻ってしまうということも多く見られるのです。そのようなことを防ぐためにも、ぜひアソアライナーを使用し、綺麗な状態を維持していきましょう。
アソアライナーを使うにあたって
では、アソアライナーを使うにあたり、どのようなことに気を付けなければいけないのでしょうか。気軽に取り外しが出来るということから、ついつい外してしまう時間が長くなってしまうかもしれません。もちろん、それはNGです。通常、アソアライナーは24時間装着しなければなりません。ということは、食事や歯ブラシの時間を除き、寝ている間も装着したままになるとういうことです。それを守らなかったそしたら…当然、矯正は遅れて期間が延びていってしまいますよね。また、同じマウスピースをずっと使い続けるというわけではないので、月に一度、歯科に通い歯型を取る必要があります。これを怠れば、やはり矯正の効果はなくなってきてしまいます。どの矯正方法にもそのような手間はつきものです。それから、アソアライナーは上記でもお伝えしたように、どのような患者さんにも適しているとは限りません。まずは、歯科に行き検査を受けることが必要です。そして、きちんと歯医者さんの指示を守り、なるべく早く矯正を終わらせ、綺麗な歯並びを手に入れましょう。