矯正コラム

マウスピース矯正でもゴムを使うの?使用理由と使うことによるメリット

2017年05月17日 (水)

マウスピース矯正といえば、透明なマウスピースを付けているだけで歯並びが良くなる簡単な歯列矯正のイメージがありませんか?しかし、中にはワイヤー矯正でも用いられている矯正ゴムをかけて進めることもあるようです。

今回は、なぜゴムをかけることもプラスしなくてはならないのか、どういう効果やメリットがあるのか等をご紹介します。

最近話題の「マウスピース矯正」をご紹介

まずはマウスピース矯正がどんな歯列矯正なのかご紹介します。どんな歯並びでも治療できるものなのでしょうか?

●マウスピース矯正ってどんな矯正?

マウスピース矯正ってどんな矯正?

マウスピース矯正とは、透明のマウスピースを使用する矯正法です。

1日に20時間以上装着する必要があるため、寝ている時も装着が必要です。マウスピースを装着することによって歯全体にかかる圧力を利用し歯を並べていきます。約2週間おきに新しいものに交換し、徐々に自然と動かすため痛みなどが少ないとされています。

●マウスピース矯正のメリットは?

ワイヤーやブラケットといわれる銀色の矯正装置を使うような矯正とは違って、透明なので目立つことはありません。周囲に矯正していると気づかれない程です。また、取り外しが可能なので歯磨きもしにくくありません。

ただしこの方法は歯を抜いて並ぶスペースを作らなくてもよいような、比較的簡単な矯正治療だけに適用するものです。

●マウスピースだけで本当に歯が動くの?

簡単で目立たないマウスピースが良いけれど、本当に歯が動いてくれるのかな?と心配になる方もいるでしょう。中には、マウスピース矯正しながら、必要に応じて矯正ゴムを併用しておこなうケースもあります。

歯並びには個人差があるため、どちらの治療法が良いのかということは先読みしにくく、また、マウスピース矯正で始めてから矯正ゴムも併用したほうが良いとなるケースは珍しいことではないのです。

マウスピース矯正で使われている「エラスティックゴム」

マウスピース矯正を行いながらエラスティックゴムも併用しているのはなぜなのでしょう。ゴム使用のメリットなどを考えます。

●なぜマウスピースだけでなく「エラスティックゴム」も使うの?

マウスピース矯正中には、歯を正確に動かしていくために、マウスピースだけでは加えることのできない力を補助的に取り入れるための装置を使うことがあります。

その1つがエラスティックゴムです。乱れた歯並びはマウスピースで整えますが、上下の噛み合わせの歪み改善や微調整をおこないます。たとえば上下の歯列自体のズレや、上下の歯にすき間が開いているような部分などに効果的です。また、歯が移動する時に戻ろうとする反作用の力を抑える効果もあります。

●エラスティックゴムの働きとマウスピース矯正の関係性

エラスティックゴムは、決めた一部分同士を引っ張り合う方向に動かしたいときに効果があります。たとえば上下の歯にすき間があって噛みあっていない場合、上と下の歯を横にゴムをかけると、ゴムが元の形に戻ろうと引っ張る力で適切な場所に噛み込む力が働いてすき間をつくらないように動いてくれます。

ゴムを掛ける場所によって、ゴムの引く力の加わる向きを調整できますので、いろいろなズレを治すために活用できます。マウスピース矯正の力だけでは動かない部分は、ゴムの力をプラスすることによってスムーズに矯正が進む手助けにもなるのです。

●矯正期間中ずっと付けておくものなの?

エラスティックゴムは必要に応じて一定期間使用することがほとんどです。ゴムによって改善したい部分の治療効果が認められれば外してマウスピースだけになります。

ゴムなしでは力が加えられない部分などに効果的ですから、しっかり必要に応じて取り入れることが、治療期間や治療結果に現れます。勝手に外してしまったりしないようにしましょう。

●エラスティックゴムが高頻度な場合に考えられること

ただし、ゴムを付けている期間が長かったり、一度外したのに再度付けることを繰り返すということがあるとすれば、エラスティックゴムをしてもなかなか歯が動かなかったり後戻りしてしまうということです。

そうなると「そもそもマウスピース矯正では矯正が難しかったんじゃないの?」と疑問を持つようになるかもしれません。

マウスピース矯正中、高頻度にエラスティックゴムを使用することになる理由

マウスピースやゴムの力だけでは難しかったとすれば、どのような原因が考えられるでしょうか?

●歯に影響するお口のクセがあった

歯に影響するお口のクセがあった

マウスピースやエラスティックゴムの力で歯を動かしても、それ以上に力がかかるようなお口のクセをお持ちの場合があります。ゴムを外すとクセの影響力から再び元のような状態に後戻りするため、再度ゴムをかけることになってしまうのです。

たとえば口呼吸や舌を歯のすき間から出すクセや、頬づえなど、歯に直接的な力が加わるものや、歯ぎしりによる歯のすり減りによって噛み合わせがずれてしまうことも原因に挙げられます。

●そもそもマウスピース矯正では難しい歯並びだった

矯正は患者様の生活習慣なども関わるため、思うように治療が進まず、矯正前の検査や診察での治療予定期間と異なることもあります。

マウスピース矯正自体、簡単な歯列矯正の場合に効果的です。実際行なってみると思うように動かなかったという結果から、マウスピース矯正だけでは難しい歯並びであったということもあるでしょう。

あまりにも長期間や高頻度なエラスティックゴムの使用があれば、一度かかりつけ医にしっかりと治療計画を確認してもよいかもしれません。

●自己判断でゴムを外してしまった

一番してはいけないことは「自分の判断で外しっぱなしにしておくこと」です。

ゴムは引っ掛けているだけなので、自身で取り換えもできて管理がしやすいのが利点ですが、面倒だったり食べたり話したりしにくいからといって外しっぱなしにすると、後戻りしてしまう原因になってしまいます。エラスティックゴムは歯科医院で指導されたことを守って使用するようにしましょう。

矯正をスムーズに行うために

マウスピース矯正での矯正は力の加え方に限界があります。エラスティックゴムを使用することで、上下や左右への歯列への矯正力も加えてさらに矯正の効果を発揮することでしょう。ただし、生活習慣やお口のクセなども関係し、全ての歯並びにうまくいくとは限りません。

もしもゴムの使用が高頻度であるといったような心配がある場合には、かかりつけ歯科医に相談してみるのもよいでしょう。

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