矯正コラム

マウスピース矯正を始めるには?治療の流れと完了までの期間

2017年06月25日 (日)

歯の矯正治療に対して、矯正装置を歯に付けなければいけないので見た目が悪く抵抗がある、というイメージを持たれている人が多いかもしれません。その点マウスピース矯正はそれほど抵抗がなく受け入れやすいという人もいます。ではマウスピース矯正とはどんな流れで治療していくのでしょうか。マウスピース矯正を始めるにあたって、まず治療の大まかな流れや期間を知っておくのは良いことでしょう。

マウスピース矯正の流れ

マウスピース矯正の流れ

矯正歯科医院の中にはマウスピース矯正を取り入れる医院もあります。歯科医院によってはインビザライン矯正と呼ぶ医院もありますが、インビザラインとはマウスピース矯正で使う矯正装置のことなので、主な意味はマウスピース矯正と同じです。ではマウスピース矯正はどんな風に治療をすすめていくのでしょうか。

●カウンセリング

最初に患者の歯並びの悩みや矯正治療の希望などについて話を聞き、矯正担当医師からも治療方針や期間、費用などを伝えていきます。場合によっては先に抜歯が必要など、すぐに矯正治療を始められない例もあります。そうした治療も含めた全体のプランを立てていきます。

厳密に言えば、まだこの時は相談だけで治療には取りかかりません。しかし、今後の治療計画を立てていくことは、治療前にあらかじめ担当の医師と患者の間で充分なコミュニケーションがされていることが不可欠です。そのためこのカウンセリングも治療前の重要なステップと言えます。

●精密検査

次に精密検査をします。口の中の写真の撮影、レントゲン撮影、また歯型を作成するための型取りなどをしていきます。もしむし歯の治療、親知らずの抜歯、または歯のクリーニングなどの必要が生じた場合は、この段階でそうした治療を先に終了させる場合があります。この後、歯科医院によってはインビザライン用の型取りを改めて行うところもあります。口の中を専用の機械でスキャニングすることにより、さらに精密な歯型のデータを得るのです。

●矯正シミュレーション

精密検査で得られたデータを基にして、次はシミュレーションをしていきます。まず3Dの歯型のデジタル映像を作成し、そのデジタル映像上で、これからマウスピース矯正をすることによってどのように歯が動いていくのかをシミュレーションしていくのです。どのように歯を動かしていけば理想的な歯並びになるか、繰り返し修正を重ねながらシミュレーション作業を完成させていきます。

このシミュレーションの結果は治療を受けた歯科医院、担当の歯科医師によって異なります。インビザライン矯正の経験豊富な医師による治療が大切になります。マウスピース矯正治療の全体の流れにおいて、このシミュレーション作業は全体の仕上がりを左右する大事な部分です。

治療が始まる前にクリンチェック(治療計画)を基に、担当の医師と患者で共に仕上がりを確認し、治療計画や期間など具体的な事柄を話し合っていきます。マウスピース矯正に使用するインビザラインを発注し、手元に届いたら治療が始まります。

●マウスピース矯正の開始

マウスピース矯正で使用するマウスピースは一つだけではありません。一つのマウスピースを数週間使用し、少しずつ歯が動いてきたら、その状態に合わせた別のマウスピースを使いはじめる、というサイクルで続けていきます。マウスピースの取り外しの練習、使用方法、注意事項なども治療が始まる際に教えてもらえます。

マウスピース矯正が始まると、歯医者に来院する間隔が数か月に一度と少なくなりますが、それはマウスピース矯正のほとんどが自宅でのケアにかかっているからです。自宅でのケアが始まると、歯科医院にもよりますが一日20時間ほどマウスピースを装着するようにと指示が出る場合もあるので、指示された装着時間は守るようにして下さい。

何週間たったら次のマウスピースを使い始めたら良いのかについても同様に指示があります。交換時期は状況により異なります。そして定期的に歯科医院でのチェックが入ります。定期チェックの間隔も一か月や三か月など状況により異なります。定期チェックの時は使用中のマウスピースも必ず持参して下さい。

マウスピースを現在何時間装着しているかなどの装着状況の確認から、マウスピースと歯の適合状態の確認、歯がどれほど動いてきているかなどの状態確認をします。

●マウスピース治療の終了

予定したマウスピース矯正をすべて終え、噛み合わせなど最終的な仕上がり状態を確認し、問題がなければマウスピース矯正は終了になります。

●歯の保定(メンテナンス)

マウスピース矯正が終了しても、保定用のマウスピースを再度装着して保定していくことが必要です。一日あたりのマウスピースの装着時間は矯正治療中と比べれば短くて済むでしょう。もし矯正後にしっかり保定しないとせっかく動いた歯がまた元の状態に戻ってしまうこともあり得ます。きれいになった歯並びを維持するためにも引き続き歯科医院に通い、状態をチェックして下さい。

マウスピース矯正にかかる期間

精密検査の後にインビザラインを発注し、手元に届くのに4週間から6週間ほどかかることもあります。そしてインビザラインが届いてからマウスピース矯正をはじめていき、治療が終了しても、治療と同等の時間をかけて保定していくこともあります。

最初のカウンセリングから最後の完了まで少なくとも数か月はかかるので、治療期間は一年程度なら早い方かもしれません。しかしすでに触れたように、マウスピース矯正は自宅でのケアが非常に大切なので、もしケアをおろそかにしているなら数年かかってもなかなか歯並びは改善していきません。

シミュレーション通りに歯が動かないために改めて歯型を取ったり、インビザラインを作って再度治療したりする場合もあります。口の中の状態も人により異なるので、実際に治療期間がどれくらいかかりそうなのかは担当の医師に尋ねてみましょう。

気になることがあれば歯科医師に相談を

気になることがあれば歯科医師に相談を

マウスピース矯正治療の流れは、他の矯正治療の方法と異なる点が多くあります。そのマウスピース矯正においてもシミュレーション作業は特徴的で、また仕上がりにも影響する重要なステップです。マウスピース矯正をしている歯科医院の中でも全体の流れはほとんど変わらないのですが、その歯科医院によってシミュレーション結果が異なります。経験豊富な矯正歯科医がいる歯科医院を事前によく選ぶようにしましょう。

iTeroスキャニング

銀座矯正歯科の患者様へ・マウスピース型矯正装置(インビザライン)の選び方
iTeroスキャニングがあればマウスピース型矯正装置(インビザライン)の治療開始まで従来より短縮することが可能です。

最新の矯正コラム
2018年10月15日 (月)

マウスピース矯正は、取り外しが自由にできてとても便利ではありますが、日頃のお手入れに関しては、どうなのでしょうか。何か特 ...続きを読む

2018年10月11日 (木)

成人してから、改めて歯並びを改善したいと希望される患者さんはたくさんいらっしゃいます。子どもの頃や学生時代は、矯正装置が ...続きを読む

2018年10月7日 (日)

歯並びの良い歯は印象もよく理想的ではありますが、歯並びの悪い人も多いのが現実です。歯並びの悪さというのは、一朝一夕で治せ ...続きを読む

2018年10月3日 (水)

日本人は欧米人と比べると、オーラルケアや口元の審美性に関する関心が低いといわれてきました。確かに、アメリカ人で歯並びが乱 ...続きを読む

2018年09月27日 (木)

皆さまは「反対咬合」という歯並びをご存知でしょうか。下の前歯が上の前歯よりも前方に出ている歯列不正のことをいいます。本来 ...続きを読む

2018年09月23日 (日)

顎の関節やその周囲に違和感が生じたら、顎関節症のサインかもしれません。顎関節症は、実に多様な症状を呈する病気ですので、気 ...続きを読む

2018年09月19日 (水)

マウスピース矯正は、目立ちにくく、装着感も良い矯正治療法ですが、虫歯のリスクが高まるというデメリットが存在します。せっか ...続きを読む

マウスピース型矯正装置

マウスピース型矯正装置(インビザライン)

  1. > 特徴・料金
  2. > メリット・デメリット
  3. > 治療の流れ
  4. > 他の矯正治療との比較
クリアライナー
アソアライナー
シュアスマイル

10代の矯正治療

マウスピース型矯正装置(インビザライン)・ティーンは、永久歯が完全に生え揃っていないなどの、10代の歯科矯正治療における課題点を考慮した治療オプションです。

よくあるご質問

マウスピース型矯正装置について、よくお問い合わせいただくご質問をまとめました。ご来院前に気になる点がございましたら、ご確認ください。

銀座矯正歯科オフィシャルサイト

銀座矯正歯科
〒104-0061
東京都中央区銀座3-3-14銀座グランディアⅡ 6F
<銀座・有楽町駅から徒歩3分>

TEL:03-3567-5454

※ インビザライン完成物は医療機器法対象外であり、医療品副作用被害救済制度の対象外の場合があります。
^